リタイアからの出発

四国秘境のヨロヨロ旅 2019年3月26日(火)〜3月30日(土)

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3月26日(火) ヨロ旅1日目 ひょうたん桜(高知県 仁淀川町)

 桜の季節になったら、どこかに行きたくなってしまうから、まだ元気がある証拠か?

 福岡に住む数少ない友達と仁淀川で落ち合って花見をすることになったが、友達が先にフェリーに乗ったと連絡をもらったので、先ずはどこにも寄らずに仁淀川に行ったら(途中・貞光の道の駅で1泊)下がね!

 こっちの方が早くなりノンビリ花見を楽しみ、それでも時間があまりすぎ、この季節だけオープンする地元の農家さんの特設の出店を冷やかしていたら大好きな分担(ミカン)があり

 あまり売れてないので全部お買い上げ(笑)おまけに「ひょうたん桜」の苗木までお買い上げしてしまい、初日から生物を積んでの異動になってしまった(大笑い)


 樹齢約500年、樹高約21m、根元廻り約6m

幅員が狭く、シーズン中の週末は大変混雑するので注意が必要!

人は多いが都会のようにゴチャゴチャしてることはない

山の中腹にあり期間中は一方通行になってるので要注意です!

来年は我が家でもこんなツボミが観られるかも?

 嫁が高知テレビの取材を受ける(放映されたかは不明?)


  樹齢500年のウバヒガンサクラ











3月26日(火) 中越家のしだれ桜  (なかごしけのしだれさくら)



 推定樹齢200年・樹高15m・根周り4.5m。町文化財指定旧庄屋の中越家はかつては佐川領主深尾公の休憩の地とされていました。

 土佐三大祭りの一つ「秋葉の練り」もこの庭先で行われ、由緒ある庄屋跡地のしだれ桜として県内外から花見客やカメラマンが訪れます。(高知県吾川郡仁淀川町別枝)

 (←生垣から大きくはみ出し畑を覆う中越家のしだれ桜)



 友達も10年以上前に来ただけだったので、迷いに迷い最後は町役場に行って道を聞き、ようやくたどり着いたが、まだ桜は3分咲き程度でしたが

 その枝ぶりはしだれの中でも美しく大きく庭の一角から大きく外にはみ出し満開になればどれだけ見事か!ご主人が出て来て普通は敷地内に入ることを嫌がるのに「中に入って写真を撮ってください」と言ってくれ感謝感激で見せてもらった!


 樹齢約200年のエドヒガン(ウバヒガン)桜

庄屋中越家は佐川領主深尾公の休憩の地とされ手たそうです。

現当主の祖父中越信記氏が植裁したものと伝えられています。

瀧のようにしだれ落ちる姿は妖艶な魅力。

この庭で秋葉祭りの練りも行われるそうです。


3月27日(水) ヨロ旅2日目 道の駅 「633美の里」(高知県いの町)


 道の駅「633美の里」

数字を何て読むのか?夫婦で議論になったが、633「これは(むささの美しい里)じゃないか?でも意味がわからん!」行きしなこんな話をしながら通り過ぎたが、余程ご縁があったのか?また前を通ったので寄り道して一泊!

村の型がムササビの飛ぶ型なのと、国道149号線と国道439号線交わる地点があるのでそれを足したら633となったそうで、分かってしまったら笑ってしまった!


道の駅で聞いたら「この街はにこ淵くらいしか観光地はないです」との事でした

行ってみると美しい淵と滝の見応えのあるところでした。

にこ淵

淵の下流側


 修験者が使うような鎖場があるかなりの急勾配の坂道!

 行きはヨイヨイ帰りは怖い!です。

 あえぎあえぎ登る!
3月27日(水) 西滝(高知県いの町)

 にこ淵の奥に滝が4つもあることが分かり、何もない所だと言うのでコレは狙い目ではないかとすけべ根性を出して行くことにした

 郵便屋さんが先導してくれたので後をついて走る。行き止まりの留守らしき家に配達を終え郵便屋さんは帰ってしまったが

 登山道の入り口に置いていた拾って来た曲がった枝の杖をみて一人だったら決して行かないだろう雰囲気だが何かを探して帰りたい気持ちも手伝って歩き出す。

 イノシシが獣道まで掘り起こし歩きにくいこと!落ち葉で埋まった急斜面は滑るしどこまでも続き、おかげで膝は笑うし足裏に豆はできるしで想定外の修行に成ってしまった!(大した滝でもなかったし?4つの滝どころか一つ行くのがやっとでした)


 何に使うのか?ミツマタの木の枝を乾かしていたが住人がいないので聞けない!

 カメラ用一脚と拾った枝の二本を杖にしてそろりそろりと坂道を降る嫁!

 西滝遠望

 滝壺までに行く体力、もはや無し!

 イノシシが荒らしたガレ場!

 何の実だろうか?

 老人には限界を超えた登り坂が続く!

 岩陰で暫しくつろぐ!

 道路はここまで!

 この家が最後の家だった

 見た目より実際はかなりの悪路
3月28日(木) ヨロ旅3日目 石鎚山ロープウェイ(愛媛県西条市)



 何となく走ってたら「石鎚山」の案内が見えて来た。嫁がかなり興味を示したのでケーブルカーがあるようなので行ってみることにした。

 でもちょっとした誤算はケーブルを降りてから、せっかくここまで来たのだし時間もあったので成就社まで行ってみようとなり、急峻な道ではないものの西滝に続きかなりの山道を歩く羽目になった。

 おかげで膝は笑うし足裏に豆はできるしで想定外の修行に成ってしまった!


 

 石鎚神社・中之宮 成就社

 「神門」石鎚山登山口

 石鎚山頂上を望む

 石鎚山遥拝所(見返遥拝殿)

 役の行者の像と石鎚山遥拝所



 はるか目前に弥山(1974m)。天狗岳(1982m)のすばらしい眺め。




 

 ケーブルカーを降り20分ほど参道を歩くと

 大きなぶなの木

 シゲ爺高所恐怖症!


 ちょっと一休み
3月29日(金) ヨロ旅4日目 奥祖谷を走る

 西条市「道の駅小松オアシス」をゆっくり目に出発して、有名な「大歩危小歩危」も「祖谷のかずら橋」も休憩すらせずにスルーして、シゲ爺の好きな誰とも会わないどんどん家の少ない山間地に入って行く!

 平家の落人さえ来ることのなかった四国の最奥地(むろん限界集落)に名頃集落でやっと小休止!今まで走っていて誰にも会わなかったのにこの村の人だかりは何だと言うのがブレーキを踏んだ第一印象!道端に並んだ人たちが楽しげに集まり談笑してる姿があまりに楽しげで、こんな出会いがあるからヨロヨロ旅はやめられない!

 今まで綾野月見(あやの・つきみ)さんが製作したカカシは350体程で我々が見たカカシは住民よりはるかに多い100体程で、後続車も対向車も来ないので堂々と道の真ん中に車を停めゆっくり村を楽しませてもらいました。


 ちょっと俺の話も聞いてくれる?

 なぁー「嫁さん世話しよか?」

 じい様生きてるんだべか?

 私ら今も昔もモテたもんね!

 掃除してる人だけがカカシではありませんよ!

 チョットお茶しないかい?

 バス停は混み合ってますね!

 コンビニは今日も盛況です!

 仲良しで日向ぼっこ。

 祖谷渓

 美しい渓谷で釣り人めっけ!

 ギャルも興味津々!

 祖谷名物「黒おでん」
3月29日(金) ヨロ旅4日目 奥祖谷二重かずら橋(徳島県三好市)



 今日の目標はここ二重のかずら橋、こんな橋があることを初めて知りどうしても見たくなり寄り道をして正解だった。

 走れど走れど 人に会わないし家も少ない、快適だ!道は大好きな狭い一本道!四国らしい美しい川のせせらぎと青石の奇岩とはるか山腹の集落をウキウキ楽しくチラ見しながらドライブする。

 有名な「祖谷のかずら橋」から更に深く入り込んだ奥祖谷という場所に、ひっそりともう一つのかずら橋がある。こちらは訪れる人も少なく、ゾクッとするほどの秘境感に満ちている。

 (←奥祖谷二重かずら橋料金所)


 祖谷渓谷(祖谷川)

 下から見た「女橋」奥にうっすら見えるのが「男橋」

 祖谷渓谷の流れ

 人力で引っ張り進む「野猿」!

 おっかなびっくりで女橋を渡る嫁!

 どうにか向こう岸に渡れた嫁(奥に見えるのが男橋)!

 美しい岩がゴロゴロあります

 女橋

 シゲ爺が空手チョップで割った岩ではありません!

 野猿で祖谷渓を渡るカップル

 ロープを引っ張りあくまで人力で進むしかない!

 女橋

 祖谷渓で遊ぶ

 祖谷渓で仲良し夫婦!

 祖谷渓で遊ぶ

 祖谷渓で仲良し夫婦!

 男橋の下に有った小さな滝!

 男橋をどうやら渡れた嫁!

 男橋を慎重に渡る嫁!

 男橋から下を見る!

 祖谷渓の流れ!

 男橋・本当は思ったより怖かった!

 男橋!

 男橋!
3月30日(土) 土釜の滝(徳島県つるぎ町)



 「一宇峡」を代表する名所、川の流れにより岩を渦状に侵食して造り出した天然の奇勝、削り取られた滝壺が釜の形をしていることからその名がある。(県指定天然記念物)

 期待以上の荒削りのスポットで切り立ったった岩の上からのぞいて見ると岩肌が滑りそうで怖い感じで2メートルほど離れた所からしか流れを覗くことができなかった!

 (←土釜の滝)


 上にある鳴滝方面に行く橋

 四国特有の緑色の石がむき出しで美しい(青色片岩)

 水が長年かかって削り取った荒々しい川

 滝壺までに行く体力、もはや無し!

 貞光川

 橋の上から下流方面をみる

 「土釜の滝」(どがまのたき)

 「土釜の滝」(どがまのたき)
3月30日(土) 土々呂の滝(徳島県つるぎ町)



 落差30mの名瀑。周辺は親水公園として長い木道が整備されていて、年寄りの我々でも歩いて行ける行きやすい滝です。


 土々呂の滝

 滝上は毘沙門天が祭られていた

 滝の上には毘沙門天像が

 土々呂の滝

 滝のすぐ下にあった滝もどき流れ

 ミツマタの花

 駐車場下にこれから咲きほこるであろうシャクナゲの大木があった
3月30日(土) 貞光・うだつの二層町並み(徳島県 つるぎ町)

 二層うだつの町並みが見られる、つるぎ町貞光は江戸中期以降の郷町で商業と交通の要衝で栄えてきた。

 昭和30年頃まで、葉煙草生産、繭・こんにゃく栽培で栄え、農具や日用品を購入する人々で賑わいを見せていた。商家が軒を並べる街道に、うだつが上がっている。

 以前はどうだっか勉強不足であるが、今はありふれた地方都市でうだつの家が何件か残っていたがこの町のうだつを観光で売り出すには失礼ながら少し無理があるように思えた。

 (←二層うだつのあがる町並み)


 二層うだつの上がった家

 貞光の道の駅(ゆうゆう館)
3月30日(土) 鳴滝(徳島県 つるぎ町)

 落差85Mという徳島県で一番の規模を誇る勇壮な滝。

 鳴滝

 鳴滝

 鳴滝

 成谷の大杉(推定樹齢800年)

 成谷の大杉(推定樹齢800年)
3月30日(土) 貞光・吉良のエドヒガン桜(徳島県 つるぎ町)



 徳島県指定天然記念物の「エドヒガン桜」樹齢約400年。樹高約20m、幹周りは約4.5mでこの種の桜では県内でも最大規模を誇る。地上1.5mから三岐し、大きく枝を広げている。

 雨模様だったが途中の道筋にもたくさんの枝垂桜があり道中もしっかり楽しめました。

 狭い道ながら沢山の見物客が来ていて我々は元より皆さんも一様に満足気味で一方通行の狭い道を帰って行きました。

 (←一本桜に途中の村の桜)


 途中の村にて

 村の様子

 吉良のエドヒガン( 桜樹齢約400年)

 吉良のエドヒガン桜

 途中の村にて

 途中の村にて

 途中の村にて

 途中の村にて

 途中の村にて
3月30日(土) 世界農業遺産に認定「そらの郷」(徳島県 つるぎ町)

 徳島県西部の山間地帯に位置する「にし阿波地域」は、「そらの郷(さと)」とも呼ばれ、古き良き日本の姿をそのまま残している。

 山深い集落、かずら橋や古民家をはじめとする昔ながらの建造物、そして神々への感謝や祈りを捧げる祭りなど、訪れた人に「日本の原風景」を感じさせる場所だ。

この地域で古くから営まれている傾斜地農業が、国連食糧農業機関の「世界農業遺産」に認定され、地元の年寄りは沸き立ってるようだが

 世界農業遺産は次世代へと継承すべき伝統的な無形の資産に対して与えられるそうだが、あの歩くのも困難な傾斜地で農業を続ける若者がどれ程いるのか?


 そらの郷の感じ

 村の様子


 そらの郷

 途中の村にて(猿飼界隈)

 途中の村にて

 途中の村にて

 途中の村にて
3月30日(土) 石鎚神社口之宮本社(いしづちじんじゃくちのみやほんしゃ)(愛媛県西条市)

 西日本最高峰石鎚山を神体山とする神社で、山麓に鎮座する本社、山腹の成就社と土小屋遙拝殿、山頂の頂上社の4社の総称である。

 これまで何度も四国に来たが石鎚神社とはご縁がなく前さえ通る事がなく名前を知ってる程度だった。

 それが今回山腹の成就社に続き街中にどんと構える「口之宮本社」と初めてのご縁でした。朝早くの参拝になったので神職はじめ作業員の皆さん総出で掃除中でして邪魔のならないようにそっと通り抜けようとしましたが、その都度皆さんから朝のご挨拶を受け何だか御利益が増えたようで清々しい旅の思い出になりました。

 (←国道脇にある大きな1の鳥居)


 遍路道にある2の鳥居

 第一駐車場にある桜

 立派な楼門

 一方の狛犬

 楼門には小天狗像が

 大天狗像

 ヒノキの御神木

 ヒノキの御神木

 境内の桜は濃いピンクでした

 境内の桜は濃いピンクでした

 境内の桜は濃いピンクでした

 境内の桜は濃いピンクでした


 機嫌が良ければ恋(鯉)ダンスを踊ってくれるそうですが?

 今日はダメなようです

 役行者像と滝

 本殿前の最後の階段

 祖霊殿

 祖霊殿本殿

 ご神馬

 御本殿

 御本殿

 石鎚神社口之宮本社からの眺望

 拝殿

 石鎚神社口之宮本社からの眺望

 石鎚神社口之宮本社境内


 拝殿

 拝殿

 拝殿前の銅のしめ縄

 青石の手水

 石鎚山三の鎖

 石鎚山大鎖

 手水舎

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