ヨロヨロ旅行記  11回目の北海道 秋味釣り(7回目)  2014年9月5日(金)〜10月13日(月)


9月5日(金)  ヨロ旅出発!

ギャルは嫌かも知れないが、ギャルの意見は聞かないでお構いなく一緒にヨロ旅に出発します

9月6日(土)  奥尻島が見えてきました。

何年か前の新日本海フェリーのアトラクションは、手の空いた乗組員がやってたが、久しぶりに覗いてみると今回はプロらしき女性四人組のサックスカルテットがやっていてプロらしい聴かせる演奏をしてくれ楽しかった!

北海道が見える頃になると、曇っていた空も気持ちよく晴れ、外のデッキの空気が気持ち良いのか皆さん集まって来てる。

何事も起らない平和な船上では特に姉妹船とのすれ違いと、夕日の時間にはアナウンスがあることもあり乗客が展望デッキに集まり、それぞれグループごとにミニ船旅を楽しむ姿があちこちで見られるが、シゲ爺はいつものように1人ではあるが、それはそれなりに楽しんだ!


男達がいつまでも感傷にひたっていた!

日本海に夕日が隠れるせつな!



今日は素晴らしい夕日が最後まで堪能出来、
機嫌良くシェフお勧めのビーフシチューを食す!
食欲はなかったのに腹があったまり美味かった。

小樽港の夜景!

(今回はすべてスマホの写真なので不鮮明な点が多いと思いますが、重いカメラを持つ体力が無い事をご理解下さい)

9月7日(日)  いつもの道の駅からおはようございます。

北海道の第一歩はいつもここ新十津川町の近くの道の駅 (つるぬま)で一泊!

50年以上も子供のように可愛がってくれた先生の家はもうすぐだ。いつも釣りはここから始まる。寂しい事だが昨年から先生の仏壇の写真に「今年も来ましたよ!」とご挨拶をしてからオホーツクの海に向うのがいつものコースになっている!

道の駅でゆっくりめに目を覚ましたら辺りは完全に動き出していて、音楽がガンガンかかり人も車もいっぱいなのでギャルを散歩に誘ったが散歩もしたがらず、ヨロヨロ号に逃げ帰ってしまった。

滝川の道の駅でご当地バーガーを食べる!美味い! 産地偽装が流行ってる昨今、大手のチェン店やコンビニをなるべく避けようとささやかな消費者の意志を発揮する旅にしようと思ったりして?

バーガーを食べてたら、祭りの一行が通りがかる!何度も北海道には来てるが、祭りをみかけるのは初めてだ、歴史が新しい北海道は内地のように祭りも観光ずれしてなく「これぞ日本の祭り」そんな素朴で良い雰囲気だった。





石北峠を下ると雨がやみ虹が歓迎してくれる!

9月8日(月)  閑散とした今朝のヤンベツ情報!

寝坊してヤンベツに行ってみたら、岐阜の名人が結構な数のシャケを肩に担いで道の駅に帰るのに出会う!

今日辺りからヤンベツも釣れ出したみたいだが、シゲ爺はフラフラで今日は釣りをする元気が無く、フレトイさんでグッタリしている。

これまでメスは何が何でもイクラにしないとアカン!と思っていたが、今の時期の若いシャケは卵ががまだ成熟しておらず、筋子にする方が良いらしいので、筋子が自分で出来て、食べるのが好きな方はご一報ください?

そんな方に優先的にお送りしたいと思います?「釣れたらの話しですので」確立は低いですよ!

今夜のフレトイまかない定食! 午後から4時間程竿を振ったが一度も当たりすらなかった。今日からヤンベツの釣り場に一番近い二箇所の駐車場が、密漁対策で閉鎖になったのでこれからノンビリ出かけたら車を置けない事になりそうだ。

今夜はまだ食欲が無いので、新聞にも載ったと言うフレトイ特製山わさびコロッケと小ライスにしようと思ったら、奥さんが写真のようなご馳走を作ってくれ又もやお腹パンパン!明日から釣りパージョンの体を作らなくっちゃ!

9月9日(火)  片目があきました!

二本バラしてやっとこさオス一本、まだまだ自慢出来ることは何もありません! 写真は本日のフレトイまかない定食!ご飯を少なくしてもらっても、このボリュームで腹ポンポンです。

ギャルは少しヨロ旅になれたのか? 今迄外に出たがらなかったのに「散歩しょう!」とリードを見せたら自分から首を出した。

9月10日(水)  いよいよ暴釣ですか?

例によって本日も重役出勤だったが、八川さんは釣り過ぎたので重たいから先に帰ると、帰ってしまったのに一人残って粘って釣ったが、一本をようやく釣ったのみで、いっそ一緒に帰ったらよかった。

本日の釣果は、オス四本にメス三本で、お気に入りの竿のガイドを壊したが楽しいスタートだった。(実は地獄の釣りのスタートだった?)

腕は痛い、肩は痛い、肘は痛い、足は怠い?こんな遊びも有りなのだろうか?(写真はヤンベツに向う道)


美形のメスを初ゲット!

9月11日(木)  4時に起きて!

4時に起きて勇んで海に出掛けたが、4時間以上投げ続けたが当たりすらなく(愚痴りたくもなる)皆さんが使ってるブルーミラーではなく、今朝は赤いルアーにこだわり使い続けたのが、本日の多いなる反省点か?

諦めて帰ろうと思った時、本日絶好調の八川氏から、「今日は青だ」と言われ、少しスケベ根性を出してこそっと青に変えたら直ぐに当たりがあったが、仕掛けごとブチン!直ぐ帰り支度して帰って来たが、

悪いことばかりでは無く、重い魚を引っ張りあの坂道を歩く事が無いのは、疲れたヨロヨロ爺にはかなり楽チン! (写真は今朝のヤンベツ。)


フレトイ前でくつろぐギャル!

9月12日(金)  早起きの効果無く?

駐車場が狭くなったので、早起きして出掛けたが2日続けて9時頃まで皆さん釣果が無く、いつもなら帰る頃になってポツポツ釣れ出した。

昨日はボーズだったが、今日は久しぶりにシャケの引を楽しむ事が出来ました。釣果は大した事無く(オス1メス2)フラフラになって重いソリを引かなくて済んで良かったのか?悪かったのか?

明日から連休になるので、早起きしてまで行かなくても良い暇な我々は釣りには行かない方が良いかも?


例年は見られない閑散としたヤンベツ左岸!

ぶっ込みのテリトリーから知床方面をみる!

9月13日(土)  シゲ爺は連休の休みです?

雨は降っていないが、今日から連休突入なので、本州から来た暇な俺たちは釣り場を道内の忙しい人たちに明け渡す。 暇な時間ができたので、釣り場を見がてら、梅さんに回収した浮ルアーを貰いに行ってくる。

起きたら休みだと言っていたオイラが居ないので抜け駆けして釣りに行ったと思い八川さんは釣り場に来ていた。 ものすごい向かい風の中札幌のFさんは五本も上げていて八川さんもやる気十分!

オイラは午後から行こうと思っていたが風が止まないからやめた! 写真は今朝のヤンベツ、強烈な向かい風なので誰もいないかと思って行ったら何時もと同じくらい釣り人にビックリです。





9月14日(日)  竿を出さなきゃ釣れんわな!

今朝も連休を楽しみにしている若者や勤め人の為に暇な年寄りは寝坊をして退屈している。 退屈しのぎに能取湖のサンゴ草を見に行ってくる。

「網走の赤を見たか」と言われるほど以前は一面見事な赤い絨毯だったのに、何年か前の港の工事で海水が入らなくなって、サンゴ草が枯れてしまって慌てて元に戻す工事をしたらしいが壊してしまった自然はそう簡単に元には戻らない、悲しい程無残な光景だったが祭りをやって居て、沢山の人で賑わいていた。

フレトイさんに戻ると「竿を出さなきゃシャケは釣れ無いよ!」と店長に言われてしまったが!「そりゃそうやな!」(結局この油断とノンキさが今季の釣果の悪さになったのだと反省しきりです)



こんなに地肌が見えてしまった「珊瑚草」

9月15日(月)  寒い一夜だった!

2時に目を覚ましたら、ヨロヨロホテルの車内が異様に寒く、気温を調べると一桁の気温になっていて「寒いはずです。」 マクラにしていた非常用の毛布を急遽布団の上に掛けると早速ギャルがその間に入ってポカポカで孤独の時間を楽しんでいるようだった。

しかし寒いと言ってもウインドの水滴が凍るほどではないが、念のためカセットコンロを用意した方が身のためのようだ! 今日は朝から久しぶりの太陽が拝めてシバレルのはツライが気分は良い、今日の午後には道内の釣り客も帰るので、午後の釣りからヤンベツ再デビューだ!

お魚さん待ってろよ?



道の駅併設のパン屋さん!

道の駅併設のラーメン屋さん!

9月16日(火)  池のような釣りが午後は?

ゆっくり出掛けたら、早朝が良かったと言われた! そんな事言われても後のまつりだ!

それでも短い竿で目一杯投げ続けて3本をゲット! 午後も勇んで早めに出掛けたら、しばらくして黒雲が広がり風が吹いたと思ったら土砂降りの雨にカミナリまでなり出し、皆さん一斉に駐車場に戻ったが、シゲ爺は雨合羽を着てたのに上半身ずぶ濡れのありさまでした。

こんなに雨が降ったら明日は水が濁るので釣りにならないかも? (写真は今朝のヤンベツから見た知床方面の朝焼け。)



この虹は吉か凶か?

結果から考えると虹は凶なのかも?

9月17日(水)  退屈な時のプレゼント!

目まぐるしい天候にヨロヨロ号に監禁されて腰が痛くなってしまった。

雨の後は道の駅から見える所に「二本の虹」が出て、観光客の皆さん一斉に写真を撮っていたが、急に寒くなってしまった。

写真はヤンベツ鉄橋と知床の朝日!



ちょと珍しい2本の虹の写真を楽しんで下さい。

9月18日(木)  今日も虹の写真です!

平日なので四時半にいったが、すでに駐車場は満杯で諦めかけたとき「隣の農地に置けるらしい」と言うことで行ってみるとありがたい事に2台置け農家の人が来るまでに帰る予定で釣りに行ってきました。

釣り場は人だらけで肩を触れ合う混み方! 8時半頃までにオス2、メス1釣る事が出来!

駐車場で帰る用意をしててちょっと油断した隙にギャルに逃げらてしまう!高台の荒地に逃げられ草が深いので、ギャルも帰り道が分からなくなりもう帰れないかも知れなく「ギャルとの今生の別れか?」と思いながらも

30分程名前を呼び続けているとかすかに返事があり、ドアを開けてエサをちらつかすと一目散に車に飛び込んできた。余程大自然が怖かったのだろうな! 午後も駐車場まで行き釣りの用意をしてると、急に雨が降り出し釣りは止めて温泉に行く!フレトイさんで半額の入浴券を沢山貰ったので、年金生活者には随分助かる!

9月19日(金)  ヤンベツにも虹が!

          

駐車場の加減で4時に出かけたが、少し遅く釣れるチャンスを逸しメス1本で午前の釣りは終了する。

雨模様のヤンベツの海に二重の虹がかかって釣れなくてもいいんだ! なんて言い訳をまじえつつ虹の写真をプレゼントに午後の釣りに期待してください!


一瞬で消えた虹にもっと真剣に写真を撮れば良かったと反省してます!



9月20日(土)  今年一番美しいメスです!

午前はまだ連休中だし、雨が降ってるし向かい風が酷いので、釣りははなから諦め網走に洗濯に行って来る。

午後から諦め半分で出掛けたら、頭から波をかぶる程の波の中、分からないものでそれが案外釣れまして楽に運べる限界の五本をゲットしてさっさと引き揚げ、六時半頃までさばくのにかかってしまいヘトヘトです。

明日も午後の釣りだけしてみようか? 何て名人と話している。


まぐれで釣れた本日のシャケ!

9月21日(日)  今季最高の釣り日和!

       

久々の青空に理想的な追い風、残念ながら連休の真っ最中でこちらも今季最高の人出となること間違いなし。

釣りをしないで仕掛けを作ったり、濡れた衣類を乾かしたりしている。

大坂から星の写真を撮りに来てる方と知り合い、そんな良い関係が出来るのもゆったりの時間が出来たからだろうか?

ちなみに釣り日和なのにヤンベツは人だらけでおまつりばかりで釣りにならないそうです(笑)


三日月が美しい朝!

羅臼岳(左)から朝日が昇る!

9月22日(月)  メスが欲しくて!

午前に釣ったシャケをさばいてくたくただが、メスが一本欲しくて疲れた老体にムチ打ち午後も出掛けたが、強風で条件が悪いので、釣り人は少なくメスの一本など簡単かと思いきや、風にあおられおまつりばかりでサッパリ釣りにならない?(メス1オス6)

ようやく来た一本もオスで、でも中々美しいオスなのでフレトイさんで一夜干しを作ってもらう事になった。(写真)

9月23日(火)  折角の連休最終日なのに釣れません!

       

昨日の夕方、食い気は無いが一応シャケが、うじゃうじゃ居たから今朝は入れ食いではないかと?勇んで出掛けた。しかし超不調で全体で何本と言う世界でした!

発送の関係でメス、メスとお題目を唱えながら竿を出したが、釣れるのは他人の仕掛けか?他人の仕掛けに釣られるばかり(おまつり)で、何度自分のラインを切った事か!

結局オス一本で朝の釣りは降参です。


赤と白の人もおまつりをしたようです!

写真は釣れなくなたので誰も海に向かってなく、竿を立てて雑談中!

誰かが釣るのをじっと待っている!

9月24日(水)  ボンズ!

この辺の人は釣れない事をボンズと言う人が多く、最初は英語かなんかではボンズと言うのかと思ったが、ボーズの事らしい?

そうです私めも見事なボンズでした。朝から完全に釣れる気がしなかった(完全にシャケに負けている)ので、さっさと1人帰って来てギャルと反省会をしてます。 写真は今朝のヤンベツの様子!


オレンジの人は列に入る順番を待っている!

9月25日(木)  二日もボンズが続くと?

昨日に続き本日午前の釣りもお魚さんの顔を見ることが出来ませんでした! 午後は雨になってしまい、二日連続のボンズが確定してしまいました。

こうなると弱気の虫がムクムクとシゲ爺の脳裏を支配してしまい、ノルマはまだまだ残ってるのに、噂通り今年の秋味釣りはこのまま終わってしまうんじゃないかと悪い方にばかり思い込んでしまい釣りを楽しむ余裕は見当たらなくなってしまう!

今年も楽しみにシャケを待って居てくれる友達の顔が浮かび、フレトイの店長の言うように「釣れる時は持って帰る労力など考えないで釣れ」と心に刻むシゲ爺でした。

9月26日(金)  強烈な向い風!

       

晴れ模様なのに強烈な向い風で午前の釣りはパスします。斜里のコンビニまでゴミ捨てに行った帰りヤンベツに寄ってみたら写真のように余程の釣りバカが10人程風に向かってルアーを投げてたが、見てるだけで寒くて帰ってきた。

右岸のお立ち台では、全員川に向かって釣ってた(違法)ので、試しにスマホを向けるとシゲ爺を私服警官とでも思ったのか?サッと全員が海に向かって移動したので(写真左)笑ってしまった。


諦めきれない釣り人が粘って投げている!

トラックに抜かれるヨロヨロ号!

斜里にゴミ捨てに行く道中!


「9月24日早朝の小清水」「北海道新聞より」シゲ爺の後ろ姿も写ってる!(こんな記事が出るから人が又増える)


9月27日(土)  皆さんボヤキ節が聞こえる!

          

ぶっこみの名人は、昨年の今日は一日80本も釣ったのに、今年は一桁の釣果でして、我々浮ルアーの釣果も推して知るべし!ヤンベツの主のような人達でさえ大苦戦してるのが今年のシャケ釣りです。

3日続いたボーズのシゲ爺は今日マグレで五本釣らせていただき感謝感激雨アラレの一日でした。写真は今朝のヤンベツの釣り場の様子!

土曜日なので期待いっぱいの人達が肩を並べて釣ってます。スゴイでしょが!お互いおまつりで絡んでも「お互い様を合い言葉に」ほとんど喧嘩に成らないのはヤンベツって素晴らしい所だと思いませんか?


あのヤンベツだとは思えない光景の写真です。



9月28日(日)  斜里のまつり

                     

誰に聞いても今日は釣れて無いので嫌気がさして、斜里の町でまつりがあると言うので参加してみる。

流石に北海道!広い会場には町民全員参加してるかのような人出で、人気店では長蛇の列です。シャケはメス2000円で、見てるとあっという間に売り切れでした。それと名物のデンプンダンゴも長い列が途切れなく、買うのを諦めた。

ちなみにシゲ爺は焼きそばと知床牛の焼肉合わせて千円を立ったまま食したが、やはり少し塩っぱ過ぎた。これから斜里のコープで、冷凍のデンプンダンゴを買ってベースの浜小清水の道の駅に帰って昼寝と 洒落込むとしょうか?

写真は安いシャケを買う人の行列!


フレトイ展望台から知床方面をみる!

フレトイ展望台から知床方面をみる!

フレトイ展望台から知床方面をみる!

フレトイ展望台から知床方面をみる!

フレトイ展望台から知床方面をみる!

オホーツク海(右)濤沸湖(左上)

オホーツク海(右)濤沸湖(左上)

フレトイ展望台より濤沸湖

フレトイ展望台

フレトイ展望台

9月29日(月)  フレトイの店先に!

午前の釣りから戻ってみると、フレトイの店先に写真の子猫が鳴いていて、どうやら捨て猫か、家に帰れない迷い猫のようだ?それにしても随分人馴れしていて、さかんにお客さんにアピールしている。

動物好きの店長が缶詰をあげると子猫のくせに一缶ペロッと平らげてしまったもんだ。(ギャルとの対面もそうだったのであの日を思い出してしまう)

ヨロヨロにはギャルがいるから連れて帰れないから、誰か猫好きの人は連れて帰って大事に家族として育ててくれないかな?

9月30日(火)  濡れに行ったヤンベツ!

               

こう毎日お魚さんが川口にさえ寄り付かなくなると釣り人も寄り付かなくなってしまい、あのヤンベツはどこに行ってしまったんだ!と言う程閑散としてしまいました。

もちろんシャケなど釣れる訳なく、川に向ってで釣ってる違反者の竿しか曲がること無く、一回の当たりすらなく8時半には諦めて帰ってきた。写真は本日のヤンベツの様子!


粘ってるが釣れません!

誰の竿も曲がる事は無かった!

午後風向が変わったが、悪条件がチャンスとばかり八川さんと、左岸に行ったら案の定釣り人は8人程しかいない、釣り放題だとばかりに2〜3投投げたら雨が降ってきてしまった!慌てて帰り支度をして帰ってきたが、濡れに行っただけの釣りでした。

帰ったらフレトイの上に又もや二重の虹が出来たので、お知らせします。今すぐ来てももう見えませんよ!(二重の虹今年はアンラッキーの合図なのだろうか?) 今年の釣果は惨憺たるもんで、釣果はこのままだと昨年の半分?シゲ爺からシャケが届いた人は今年は大ラッキーと思って下さい。何人も届かない人が出ると思います?


この虹が天使の使いに変わってほしいもんだ!

釣れないのでこんな美しいものを見せてくれてるのだろうか?
10月1日(水)  急に寒くなった!
       


昨夜の台風並みの大荒れで、今朝から急に寒くなってエサを付けるにも手がかじかんで太陽が上がるのが待ち遠しかった。 寒くなったせいか、今朝の釣果はメス3、オス2の丁度良い釣果でストレスの無い一日だった!少しヤンベツらしい中フェスティバルで、一瞬盛り上がったが、午後はサッパリで竿振りの練習でした。

写真はヤンベツ鉄橋の上でシャケの密漁をしている大馬鹿者が居て、電車の運転手はワンマンカーなので降りて人間を排除出来ず、しばらく汽笛を鳴らして止まっていた時の一コマです。 羅臼岳はじめ知床連山の高い山は、昨夜降ったのでしょう!雪化粧しました!!
10月2日(木)  ヤンベツで一番不幸な男がシゲ爺か?

今季一番のフェスティバルに乗り遅れたシゲ爺はと言うと、オスを二本釣ったきり、おまつり、バラシ、おまつり、バラシ、ハリが連続して折れ当然シャケとはさようなら!

午後は魚はいるものの食い気が無く、誰の竿も曲がること無く超遠投のある意味面白い釣りでした。お立ち台以外でシゲ爺の遠投に貴重なオスが一本掛かったきりだが、午後は一転全然釣れない展開で、シゲ爺の釣果はたった一本ながら他が釣れてないので気持ち良い釣りに成りました。

フレトイに保護されてた迷い猫は、ヤンベツに行っていて知らない間に別海の猫好きのおじさんに貰われてしまっていて、感情が入りかけてた店長も奥さんも複雑な喜びようで、彼女が新しい家族の元しあわせに暮らすことを祈るばかりです。シゲ爺のノルマも後15本程になり、寒くなる前に帰れるかな?

写真はどこにでもある「ハマナス」実を食べてみたが美味いと言う代物ではなかった!

10月3日(金)  洗濯日和?
       


釣れますか?と聞かれたら、釣れませんと答えます! 午前中メス二本をようやくゲット! 魚体が小さなメスが釣れ出したら今年の秋味のシーズンも終わりだとか?

まだ家の分が一本も釣れてないのにシーズンが終わりです何てどうか言わないで下さいよね!

魚を捌いている最中に雨がポツポツ降ってきて、午後の釣りは中止にしました。 網走にギャルのカリカリや花カツオやシゲ爺のオヤツなどなど買い求め、コインランドリーで、洗濯と心の平安を追求中(笑) 後15本釣れたら帰ります?
10月4日(土)  本格的な雨になった!
       

強風でのぼりの竿も折れてしまった!

密漁者が捨てた腹裂きメスが目立ち出した!
午後5時になって本降りになり、マイホームにトイレの無いヨロヨロ号は傘をさしてトイレにひとっ走りです。

今夜のフレトイさんの夕食で頂いたシャケが最高だったのでシゲ爺からシャケが届いた人で、ただ塩焼きだけしかしたことの無い方は是非自慢の一品として実行して下さい。

切り身で良いので皮付きのまま指を入れてしょっぱい位の塩水に一時間程漬けて、針金かなんかで吊るして両面の水分が無くなり、飴色になるまで扇風機で風を送り続ける(なるべく早く、12時間以内に干上げるようにして下さい)シャケの一夜干しの完成です。今まで食べたシャケの中でシゲ爺が一番美味いと感じた一品でした。

一夜干しと知らないで、このオス美味いけど、誰が釣ったのかと社長に聞いてしまったくらいです。シャケの水分が無くなり旨み成分が絶妙ですが、あくまで塩加減は自己責任でお願いしますよ!

午前中は雨模様の向い風だったので、殿様釣り師のシゲ爺は午前中はお休み!午後ヤンベツに行ったが、当たりすらありません!したがって人も写真のようにガラガラ! 密漁者によるメスの死骸が浜に沢山流れつき、やがて腐りウジがわき一面臭くヤンベツの不名誉な風物詩になりつつます。

4時頃、瀬尾さんから魚は要らんかと言う電話で、家用の魚が釣れなくて困って居たので喜んでウトロまでもらいにひとっ走りして17本ももらって帰ったは良いが、どうやって捌くか悩みながらフレトイさんに持ち込んだら、

飯を食ってる間にほとんど店長が捌いてくれ、シゲ爺は箱に詰めただけで、本日のドタバタはフレトイさんの店長や石井君が協力して助けてくれました。シゲ爺は箱に詰めて温泉で汗を流して目出度く今日を終えることができました!
10月5日(日)  今日の釣果も0でした!
ヤンベツは魚の数より人の数の方が断然多く、シゲ爺の竿にも当たりすらなく早々に撤退本日の釣りは諦める!

午後はももちゃん母娘のご招待で網走のシマリス公園で、可愛いいリスと遊び、ログの喫茶店で美味いコーヒーを飲み、

オホーツクの見下ろせる絶景の牧場レストランで美味い焼肉を、恥ずかしながら年寄りが若者に全てご馳走になってしまった。

ひまわりの種が好きなシマリスと稲が好きなリスがいる!




ひまわりの種には知らんぷり!

この子は稲ばかり食べていた!










食べ過ぎてほほがパンパン


この実は美味かった(オンコ)




道産子は寒いのにカキ氷かよ!



ヒグマの大好物「山ブドウ」



山ブドウ





10月6日(月)  3日連続アタリなしだから寒いのか?

八川さんが今日帰るので、今日自宅用のシャケが釣れたら一緒に帰りたかったが、釣れなかったから帰れません!

釣れ無かったから寒いわけでは無かろうが、この時期まで釣りを続けるのは本州人には無謀な遊びなのかと毎年感じながら今年も10月頭に帰ることができ無かった。(写真は)札幌の名人Fさん

今朝も一度のアタリもなく、手がかじかんでエサを付ける手がつべたい! ありがたいのか?有り難く無いのか?一度もアタリすらないので、エサをひんぱんに付け替える必要が無かった。

諦めて早めに上がり、八川さんはそのまま本州に帰ってしまい、フレトイさんに残ったのはシゲ爺一人になってしまった。

午後は浜に出掛ける気力が無く、涛沸湖をぐるっとドライブしたが、良い景色を見つける事が出来ずにウロウロするばかり、斜里に買い物とゴミ捨てにドライブ、この界隈一の温泉(原生亭)に行き、身体の筋肉をほぐす。

あれ程痛かった肩や腰が、この温泉に3〜4度行っただけで嘘のように楽になったから、皆さんにもお勧めです!ただし湯温は平均46度ありますからそのつもりで!今日のヤンベツの釣果は全体で、一桁の数字だった!

濤沸湖(白鳥展望台より)

濤沸湖のサンゴ草

今日のドライブ中見つけた農家の庭のサフラン!

濤沸湖

濤沸湖


オホーツク海を望む

馬とにらみ合うギャル
10月7日(火)  本日のヤンベツ!


朝、起こしてくれる、人が居なくなると矢張り寝坊してしまう。

5時に起きて行ったが駐車場は2列位しか埋まってなく、反対にどこに止めるか迷ってしまう程だ!今迄通りの服装で行ったら、震えが止まらない程寒く猛烈な向い風との戦いで、人は10人程しかなく大変フレンドリーなヤンベツです。

釣果はポツポツ釣れる程度で、シゲ爺は3本と竿頭かも知れない?とにかく低調で、釣り人が皆さん「今年は不調のまま終わりかな?」と言う悲壮な声が聞こえてきます。シゲ爺は後3本釣ったら帰ります。
10月8日(水)  今朝のヤンベツ!


霜の下りた寒い寒い中ヤンベツには完全装備で出掛けた、第一投でバラしはしたがアタリがあり、今日の釣果が期待されたが波がだんだん高くなり全体で五本程度の釣果でして、マグレで釣ったとしても交通事故みたいな確率で、午後の釣りも波が収まる気配が無いので諦めるしかなさそうだ。

時化が収まる気配が無く明日もダメみたいで、シゲ爺が帰れるのは連休後になるかもね? しかしこんなに寒いのはヤダな!
釣りは諦め、フレトイさんお勧めの無人温泉に出掛ける途中! 隠れた文化財の品川橋梁に立ち寄る。 何度か通っているが、木々に隠れたこの橋梁は見落としがちな文化財である。 何でも戦時中に過酷な労働を強いられ人柱が建てられたかとか?さもあらんと思わせる佇まいのやや不気味な文化財の感ありで、人柱の涙雨か?シトシトと雨まで降ってきた。 温泉に急ご!




越川温泉

無人とあってお金を払わない人があるらしく?厳重に200円の解説を入り口に書いてあった。(十円玉なら20枚、一円玉なら200枚です) 中は写真のごとく簡素な造りで地元の人らしき人がサッと来て、サッと立ち去ります。(皆さん早風呂?)

温泉素人のシゲ爺には善し悪しは分かりませんが、原生亭の方が温泉的には良い様にかんじます。 ちなみにスリリングで面白い温泉であることは間違いなく、一度入ったら凛となり三度入ったらピンとなるそうです。 一人旅のシゲ爺は一度で十分です(笑)


近くの川では渓流釣りをしてる人がいた



10月9日(木)  あくびも出ません?

2時間程ヤンベツで居ましたが、お魚さんの姿は何処にも無くお立ち台を含め一本も釣れませんでした。ヤンベツのこんな光景は初めてみた。

さすがに竿を振る勇気が無く、オンネベツに浮気して行ってみたが、こちらも皆さん焚き火をしてマッタリするばかりで、釣ったシャケが一本見えただけだったので、こちらも全然釣れ無かったようです。

川でウェザーと竿を洗って少し車の整理をしてたら「ひょとしたらシゲ爺さんですか?」何て声をかけられてしまった。

ギャルの事も知っていシゲ爺のブログを普段から見てくれていて、会えると良いなと思ってくれていたらしい。

飛行機とレンタカーにのって釣りに来てる宮崎の青年にたまたま行ったオンネベツで出会ったから出会いの妙に乾杯です。どうしても一本釣りたいと言う彼らに明日はヤンベツで一本釣らせてあげたいが、こればかりはままならないからね!

写真は本日のヤンベツ!


あまりに釣れないから左のお立ち台には誰も居なくなった。

何かを暗示する真っ赤な夕日が沈んだ!

太公望の休日? 9月に北海道に来て、今日が一番暑い日になってます。 シャケが釣れ過ぎて熱いのなら良いのですがね!

ぽかぽか陽気に誘われて、今年初めてのアイスクリームを食べ、昼寝中のシゲ爺!(フレトイ店長撮影)
10月10日(金)  あくびも出ません?

本日撤退します

波も収まり、追い風と絶好の釣り日和なれど、嵐の前の静けさか?お魚さんの姿がサッパリ見えません。

Mさんにもらったステンレスの針を使った仕掛けをあろう事か、ジャカゴに引っ掛けてしまい泣く泣く切る羽目になり完全にファイトが無くなってしまい そして今季のシャケ釣りの納めに成りました。

昨年の約半分の63本と不本意な釣果ではありますが、欲を言えばバチが当たります。台風も来てるし道の駅には誰も居なくなったし、本来ならうじゃうじゃいる筈のシャケの群は何処にもいないしで、シゲ爺の疲れも溜まりここが潮時かと思います。

今年もヤンベツに感謝です。沢山の釣り仲間に感謝です。何十年も釣ってる人が口を揃えて、こんな釣れん年は初めてだと言う年にも関わらず「ほとんど待ってくれてる人にシャケを送ることができて大満足のヤンベツだった」と思ってる。

今年もフレトイさんには大変お世話になり、シゲ爺はもとより調理し易いサイズのシャケが届いた皆からも「調理場を貸してくれたお陰で美味しく楽なシャケが味わえます」と 感謝のメールが沢山届いてます。

来年も元気で来れるよう精進しますので、どうぞ仲間の皆さん、フレトイの店長奥さんスタッフの皆さんよろしくお願いします。

写真はオンネベツからヤンベツに来た宮崎の青年(甘喜屋という和菓子屋をやってるそうです。HPはhttp://kankiya.web.fc2.com/index.htm)(日向甘喜屋で検索しても良い)

来年も会える事を期待してます。
10月11日(土)  シゲ爺的に2 人目の偉人!

今迄出会った旅人の中でかっこ好い旅人は何と言ってもダントツの一番は「リヤカーおじさん」の異名を持つ、名前も何も分からない軽四に土鍋を積んだ彼、

そして今朝会ったバギンクロスと言う何とも効率の悪い乗り物に乗ったキョウスケ君だ。 そろそろ日も昇ったので、中村さん所にお茶をご馳走してもらいに行こかな!

陸別界隈は紅葉で美しい


ギャルも車に飽きて来た







長い航海はギャルが嫌がるので今回は最初から秋田までフェリーに乗ると決めていたが、台風の接近で新潟から先は欠航のようだ。

台風をさけてか?フェリーに乗用車がこんなに沢山乗るのは、初めての光景です!

うねりのある航海は後悔の連続で、あの波が船に当たる音は魚雷攻撃にあったみたいな恐怖と手すりにすがっての歩行は船酔いになり飯も食えないあの腹立たしさは嫌だ!

船倉のヨロヨロ号に残されたギャルがどれほど怖がってるか考えるだけでも連れて来た事が申し訳なく、好きな花カツオにも一切口を付けてないのが可哀想の2倍です。

今回は揺れない事を祈るばかりなのだ! 写真はウトナイ湖の朝!太陽が三つ見えていたのだが携帯のカメラではよく分かりません。


おもろい旅人と遭遇!

急に家が恋しく、釣りが嫌になり慌てて旅だったシゲ爺だっかが、北海道の平地の秋は何処も紅葉真っ盛りで、ギャルと2人快適なドライブを堪能して苫小牧まで来て、いつも厄介になるウトナイ湖の道の駅で寒い一夜を過ごす。

ヨロヨロ号で寒い何て言ってたら隣で野宿する青年に笑われる。いくら寒くてもシゲ爺にはギャルがいて気温が一桁になれば黙っていてもギャルが布団に入ってきて足元で湯たんぽになってくれるから幸せそのものだ!

写真の青年はバギンクロスで日本一周してる途中で、寒い中寝袋でコンクリートの上で寝てたが夜中に雨になり、朝探したら道の駅の中で寝てたが、人がひっきりなしに通るので眠れなかったようだ。

浜小清水の道の駅でリヤカーを引っ張った人がいたが、今朝の彼は40キロもの荷物を担いで旅をしているから最近では尊敬に値する旅人だ。 彼のブログはアメフロで「バギンクロス日本一周」と検索すると見られれそうだから興味のある方は一度と言わず旅の行く末を見つめ、応援してやって頂けたら応援する方も夢があるのではないだろうか?

出発の準備をする本間君

足で蹴り続けるので靴はボロボロになっている。

40キロ以上の荷物を担いでの旅人!

こんな感じで先に出発して行った。
10月12日(日)  青森沖よりおはようございます。

台風のうねりの心配していたが、予想に反して水平線は真っ直ぐで(ちなみに波があると水平線はギザギザに見えます。)フェリーは少し古いので、エンジン音がうるさい位で他は何の問題も無い!

これならギャルもグウグウ寝てられるだろう?このところのきな臭い世界の流れや、火山、水害、シャケの居なくなった海と異変続きが嘘のような穏やかな船旅になってます。

ちなみに青函連絡船の料金より、苫小牧から秋田に行く方が安いのを皆さん知ってますか? どう考えても大間や青森の人は損をしてますよね!

苫小牧に入港するしらかば「「

青森沖を航行中の「しらかば」
道の駅あきた港! 岸壁では家族連れがサビキ釣りを平和に楽しんでいる。高い塔があり、ばばアイスの店があり

ババではなく、若いお嬢さんが売っているが、寒いので売れません!私も寒いので食べる気にならないですよね!と笑っていました。

秋田港に接岸中の「しらかば」

ばばアイスのお嬢さん
もうじき家なのだが!後1時間半ほど走れば家に着くのだが、今朝から780キロほど走ったから、もう走るのが嫌になった

ギャルが疲れて文句ばかり言って止まれ止まれコールが止まないので、この旅最後のヨロヨロホテルを東名阪の大山田PAで開業することにする。

東北自動車道

東海北陸自動車道

東海北陸自動車道
10月13日(月)  今年も楽しかったです。

予定通り行かないのが人生であり、またそれが楽しいのかも知れません? 釣果で言えば大いに不満ではありましたが、自然を相手に遊ぶのだからそれが当たり前!

昨年は釣れすぎるくらい釣れたので「さて来年は北海道に行き一ヶ月も車の中で生活出来るか自信が持てなかった」が

今年は帰った明くる日から来年へのリベンジに燃え、道具の手入れに余念がないシゲ爺であります(笑)

精神面を考えるとそれほど思ったように行かない結果は次ぎへのリベンジの燃え、生きる活力を与えてくれるかと思うと釣れなかったのが、かえってありがたい事なのかも知れません!

堕落した様な一見無様な生き方かも知れませんが、シゲ爺らしく来年に夢を託してノンビリ来年の夏迄密かに鋭気を養うシゲ爺でありました。