3月15日(月)名古屋城にて!
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遥か昔、17才時に自転車旅行の際この「名古屋城」の入り口まで来たが、入場料がいるので天守には入らないで、デッカい「名古屋城」と書かれた石の前で写真を撮り、走り続けたもだったが!
シゲ爺も早や、あれから苦節四十年(笑)きみまろさんみたいになってしまったが、それ以来 名古屋城に来るチャンスがなかった!
今日は「NODA CONTEMPORARI」で行われる森内さんらの三人展のオープニングパーティーに招待されているが、パーティーが始まるのが18時からと、まだまだ時間があり余っているので「これはチャンス!」と 思い切って天守閣まで登ってみた。
昭和20年のアメリカ軍の名古屋空襲の際、天守はじめほとんどの建物が焼けてしまったが、幸いにも焼け残った櫓と門と障壁画が重文として当時を伝えてくれてるようだが、シゲ爺は石垣フェチなので、火事には強い素晴らしい石垣を見ただけで大満足!入場料の500円は安いもんだ!
現在本丸御殿を市民の寄付で「平成の市民普請」と銘打って公開して復元中なので市長に成り代わり、市民以外の方でも大歓迎ですので御寄付を(名前が何処かに永遠に残りますよ!)お願いしときミャァース!
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あちこちで見られる「石垣の刻紋」 築城に当たり、石垣を造る事を命じられた諸大名が、自分の運んだ石を他の大名の石と区別するために刻んだ「目印」だそうだが、そりゃー当たり前だわ〜ね!
目印だけでなく、各大名にとって自慢の石でもあったのでは無いかとシゲ爺は思う! だってどの石もものすごくカッコ良いもん!
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鉄砲を出す穴が、今ではデザインのように美しい!
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水の抜かれた空堀には、なぜか鹿が寝そべっていた!
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「金鯱」尾張名古屋でもっとも名高いシンボルだが、これも消失してたのを昭和34年の天守再建と同時に再建、再び市民の前にその姿を見せてくれてます。
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どなたが乗った籠なのであろうか? 大きいので男用だろうが見事な出来映えで、まさかトヨタ製ではあるまいな?
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警備員に見つからぬように天守の屋根に登りこの写真を撮ったが、(ウフッ!) シゲ爺よりもカメラを担いで屋根まで登って来た嫁の方がエライ! 良い子の皆さんは決して真似しないようにして下さい。
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シゲ爺の頭が旅の疲れでパニックになったのか? 目の前を侍が歩いてる幻覚が現れてしまった。そこを現代のデジタルカメラと言う機械で写し取りました。この武将はたぶん「水野なにがし」と名乗る猛将と、その家来ではないかと推察奉るがいかがかな?
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3月15日(月)熱田神宮にて!
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熱田神宮は本殿はじめ祈祷所、御守り売り場までどこもかしこもピッカピカで、よくもこれだけの立派な材木が集まったものだと感心してしまう。「木の発する気!」とでも言うような無垢の木から発せられる厳かな気を感じ、シゲ爺ならずとも ついつい手を清め、お賽銭を投げ入れてしまう。
退屈そうに立っている衛視さんに伊勢神宮みたいに何年かに一度「遷宮」があるのか聞いてみると「修理が必要な時まで、そのまま」だそうで、こんなに全て建て替えられてキレイになった時に来られたのは、シゲ爺ちゃんはラッキーだったのだろう!
あと200年ほどして、杖を頼りにシゲ爺がきてみたら、「あの時はあんなに美しかったのに、こんなに汚くなったか?」 何て感想をブログに書いてるだろ〜なぁ(爆)
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おみくじとかお守りを授けてくれる所もピッカピカです。
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祈祷所
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ご祈祷所内部、イスがずらりと並び、2〜3百人は一度に入れる広さにびっくりで、さすがに名古屋人の結束の強さを感じる規模の大きさでした。
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3月15日(月)NODA CONTEMPORRYにて!
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今年もノダコンポラリーで森内さんの展覧会(3人展)がひらかれ、グッドタイミングで その案内を頂いたのでどうしても外せない。封筒の中を良く見てみると中に小さな紙片が入っているではないか、そこには「オープニングパーティー 是非ご出席くださいませ お待ち申し上げております。」丁重な手書きの招待状が・・・
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オープニングは「展覧会をみて感じた、藤舍 名生氏」(藤舍流家元)による横笛の即興演奏でパーティーは始まった。その音色はシゲ爺など下々の人間には聞く機会のない「高貴な音色」で、50人近い招待客は全員その音色に引き込まれてしまった。
写真は演奏後、主賓の北京の霊光寺住職と通訳を通じてご挨拶をする名生氏。
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展覧会で写真を撮らせてもらえるとは想像もしてなかったので、カメラは車に置いてきたので、携帯のカメラで撮ったのを何枚か載せます。(もし具合が悪ければ、ご面倒ですが一報ください、直ちに削除します)
左の絵は 森内敬子さんの作品です。
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この作品は弘雲さんで、知ってる人には「みなまで言うな」と怒られそうですが、中国の要人が海外訪問の折には弘雲氏の絵をお土産に持って行くと言うから、その腕前が分かろうと思います。
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この展覧会を観ることの出来る人は1億2千万人日本人の内、何人かは分からないが? 観ることの出来た人は一生で何度も無いような素晴らしい「目と魂が震える経験をする」日になることでしょう。写真はチベットの「ドジェランブ氏」の作品で(最優秀画師 の称号をもってるそうです。)
その細密画(タンカ)は、今迄シゲ爺は見た事が無い精密さで、お寺では本来息がかかってもいけないので、上にたくし上げてる黄色の薄い布で隠されていて、祭りなど特別の時しか見る事が出来ないそうだ、それも遠くから! だが今回はドジェランブ氏の特別のはからいで触ろうと思えば触れる程の近さで穴があくほど鑑賞する事ができた。
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左が弘雲氏で彼の作品の前で記念写真を撮らせてもらう。彼は東京芸大にも籍を置いていたので日本語ペラペラで、その上 実に気さくでして、シゲ爺もかなりの時間しゃべり込んだが、何を思ったか「写真でも良いので作品をみせてください」とシゲ爺の格好をみて、てっきり芸術家と勘違いしたみたいでした。
名古屋の「ノダコンテンポラリー」場所は中区栄ビル2〜3階で4月28日までやってますので、是非目の保養と魂の洗濯をかねて行ってみてはいかがでしょうか!
もし名古屋を見逃したら北京 霊光寺で6月4日から1ヶ月間にありますので、パスポートを持ってそちらにどうぞ! 名古屋もですが、 その節も300万円ほど♪お小遣いをポケットに入れて行けば楽しさ倍増だろうな(笑)
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