リタイアからの出発

島根・広島・倉敷の弾丸2人旅 2012年5月29日(火)〜5月3日(日)

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5月29日(火) ヨロ旅1日目


コヤマロールをゲットすべく!

 旅の初めに訪れる人は三田のカメラマンの高見さんです。 いつもは秋にしてる写真展が今年初めてこの季節にやってくれ、グッドタイミング旅のスタートは高見展の大好きな写真からです!

 その前に以前テレビで見たケーキ屋「エスコヤマ」のロールケーキを何時か食いたいと夫婦で希望していたので、チャンス到来とばかり友達へのお土産を兼ねて「エスコヤマ」来ているが、開店前にも関わらず整理券を求める人が長蛇の列だ!(女性が圧倒的!)

 この一角はエスコヤマの系列の色んな店が何軒もあり駐車場もかなりのスペースがあるが、閑静な住宅街に急にガードマンが何人も道路に並んだ不自然な一角が「エスコヤマ」で、そのどの駐車場も殆ど満タンでおます(笑)

 日本にはこんなに甘いもの好きが多いとは(笑) 他府県ナンバーの車がずらりです! 開店前に物凄い雷と豪雨が降ってきて、庭でゆっくりくつろいだ雰囲気で並んでいた人達が一斉に屋根の下に列の方向を換えて来たので、ノンビリベンチで座っていたシゲ爺は少し窮屈になったが、ごった返した若い女性の群れに圧倒されてもいる(笑) 写真は名物のロールと焼き菓子の店の外に並んだ女性の群れ!


高見展会場にて!

 驚いたことに嫁は、昼御飯を食べず、コヤマロールをほぼ一本平らげ、大満足の態で、生まれて初めて一度にこんな沢山食べたと喜んでいる(笑)

 高見さんの写真展はいつもながら感心と勉強でして、自分の下手さ加減にカメラが悪いからやと慰めるシゲ爺でした(笑)


倉吉の福光釜!

 今日が賞味期間のロールケーキを何とか河本さんに届けたくて休憩無しに倉吉の河本さんの自宅兼工房まで走る!

 シゲ爺初め長い付き合いの皆さんもそれぞれ年をとり、河本さんも今までは両親がしてくれてた、畑仕事や家の周りの草取り等々の仕事が増えて、無理をしたのが仇になり、腰を痛めるし神経痛になるわしで、体を丸めて歩いて笑えない始末だった!

 河本さんは作品を作る力はまだまだ残っていて、今度の国展にも入選したので、6月に開催されてる大阪での会場には是非行きたいと思う!

 しかし作陶は出来ても、登り釜を焚き続けることはだんだんキツくなり、後をついだ息子に徐々に移り変わりつつあるそうで、これも時代の流れで、シゲ爺は無情だが「細く長くやろうよ!」言うしか無く、彼の今後の精進を期待して、急ぎ旅を続ける我々夫婦です!

 大阪の市立博物館の展示にはシゲ爺は旅をしていて行けなかったが、智頭の「石谷家」でその作品を見る事が出来た。

5月30日(水) ヨロ旅2日目


蒜山道の駅からオハヨーゴザイマス!

 予定はいつも未定にして・・・ といつものヨロ旅が始まりましたが、今回は最初からつまづき過ぎです。

 最初に電話した先は留守でした。 次の友達は親父さんが最近倒れて毎日が大変で、今は来てもらっても迷惑でシゲ爺とノンビリ遊べないと言うし、

 駆け足の旅だと思ってたのに、2人も遊び相手を尋ねる口実がなくなり、当てが外れて一転ユックリ旅に成りそうで〜す(笑)

 ここは「蒜山道の駅」 ひるぜん!何とも心地良い響きの地名ではありませんか? 高原の道の駅は涼しく、黄色の菜の花が寝ぼけたシゲ爺の目を覚ませてくれました(笑)

 ギャルはまだ警戒しているのか「散歩しょ!」と言って誘っても外に出たがらず、車内から外を盛んに偵察している(笑)


玉造温泉にて!

 昼間から温泉です! 町内の住人なら300円と言う安さで(オイラ達よそ者は600円)旅館で働く着物姿の女性がウロウロいっぱいいて見ていて気持ちよい(笑)


走り出したら止まらない!

 島根の竹下さんの所に夫婦で寄せてもらうのは久しぶりで、先生達は大いに喜んでくれ「今夜泊まりなさい!」と言うのを、かなり辛かったが今回は泊まらないと言い張りおいとまする。

 中国山脈を三次まで走りつづけたら、せっかくの温泉効果も無くなり腰が痛くなってしまった(笑) この道(54号線)も、この辺りは初めて走る道だと思うんで、気持ちよいドライブコースで、景色を楽しみながらもシゲ爺はヨロヨロです(笑)

 写真は途中で休憩した道の駅「ゆめランド布野」近くにある美しい筈の滝「八千代の滝」を暗くなって見に行ってくる


八千代の滝

 薄暗くなってやっと八千代の滝に着く事が出来たが、大慌てで二枚程写真を撮り、大慌てで来た道を帰ったが海中電気を持って来なかったので暗くなった狭い道を転がるように嫁が居るのを忘れたように帰った(笑)


河内町にて!

 途中「八千代の滝」を見に行って来たが、道がドンドン狭くなるので、Uターンが出来なかったら困るので、少し広い場所にヨロヨロ号を置き、歩いて400メートル程を歩いていると、当たりは暗くなってしまった(笑)

 大急ぎで2〜3枚確認もせず撮影して降りて来たのでした(笑) 嫁と2人だったので暗くても行けたが、シゲ爺1人だったら途中で逃げ帰っていたかも知れない(笑)

 岡山の田舎の辺りは赤瓦の立派な家が多いが、広島の三次界隈も一体どうなっているのか、赤瓦の大名みたいな家だらけで、どんだけ裕福なのだ(笑)

 ナビ任せで呉に向かっているが、生涯二度と通ることの無いであろう、狭い道を楽しんでいる(写真) この車はギャル用のシートベルトが無いので、こんな道はカーブが多過ぎて体が固定出来ないので、ギャルはいつものスピードメーターの隙間にピッタリはまり込んで我慢してる(笑)

 だからギャルは少し疲れ気味で文句を言ってるニャン!

5月31日(火) ヨロ旅3日目


怖い夢をみた!

 道の駅「たけはら」で目覚めたが、うつらうつらと怖い不思議な夢を見ていた!

 こんな道の駅は初めてだ? 建物の敷地内には 駐車場が無く、トイレと関連施設と身障者用のスペースが2台分あるのみで、 駐車場は川の向こう側にあり、何とも不便な道の駅だ、敷地内に立派な祠が6つも祭られているのに、着いてすぐお参りしなかったのが、怖い夢を見た原因なんだろうか(笑) たまゆら何たらと意味ありげな神社だ。

 今日と言う今日はナビを叱ってやる! 昨日は面白い道を案内してくれたのは誉めてつかわすが、住所を入れたので安心してたら、どうも方角が少し西寄りで、地図を確認しなかったシゲ爺が悪いのだが、

 着いて確認してみるとナビの指令は「竹原からフェリーに乗るルートだった。」(今は橋が出来たのでフェリーは無くなってる!) 今は目的の島には有料の橋が出来てるのをナビは聞いて無かったらしい(笑)


大崎下島にて!

 昔、昔のシゲ爺が若かりし頃一緒に働き、一緒に遊んだ金子君を訪ね、思いがけない穴場の観光を案内してもらう!

 御手洗と言う西日本では、大阪に次いで栄えた風待ち港で、勤王の志士達が盛んに出入りしていた家や、100人もの女郎を抱えていた遊郭や今も使っている「乙女座」と言う劇場などなど沢山の古い家が残されている。

 明治維新で幕府が倒れ参勤交代が無くなり、風待ちや参勤交代の武士や供の出入りが無くなり、女性の必要が無くなった港はアッと言う間に衰退し、

 追い打ちをかけるように「売春防止法」が出来て完全にさびれてしまい、そのまま現代の橋が出来るまで世の中から忘れられていた場所だったらしい?

 一気に捨てられ打ち捨てられたせいで建物が壊されず残ったのが当時の姿をとどめると言う奇跡をよみがえらせているらしい!

 昔の離島も今は橋で繋がり、いくつもの島で昔ながらの生活が見られるし思いがけない景色を(御手洗はかなり無理した改修をしてる途中なので、あまり期待して訪れては物足りないかも知れない?)楽しむことができた!


呉にて!

 呉に暮らす同級生を訪ねて、病気自慢で盛り上がったが、考えてみると悲しい話だ(笑)

 孫が8人も居る彼と、1人もいないシゲ爺との違いは、 遊び呆ける時間があるか無いかの僅かな違いだけだが、どちらが正しいかと言う問題では無いのだ(笑)

6月1日(金) ヨロ旅4日目


神明の里よりオハヨーです!

 今朝は三原市の道の駅「神明の里」より、ブログをご覧の皆様にだけにオハヨーゴザイマス! たっぷりと時間をかけたギャルの散歩も終えて、

 嫁の希望でモーニングを食べる為に道の駅のレストランが開店するのを待ってますが、まだ一時間以上あります(笑)


倉敷の街をウロウロ!

 駐車場を探してウロウロ、ウロウロ!(写真は大原美術館前にて)

地下の駐車場が見つかり、ギャルも一安心!今日は暑すぎて車内での待機はたいへんだ!


倉敷「阿智神社」より美観地区!

 待望の大原美術館を見学したが、展示品は沢山あるのに、我々凡人には高尚な芸術が理解出来ないのが悲しいです!

 花ちゃんお薦めの喫茶店「エル グレコ」で美味いコーヒを飲み、美味いケーキを食べ倉敷を満喫! 我々にしたらかなり丁寧に散策をしたので、歩き疲れた2人旅です(笑)

6月2日(土) ヨロ旅5日目


海と道の駅あいおい「白龍城」

 オハヨーゴザイマスです(笑) 白龍城とは「海の駅と道の駅」を掛け持っているだけに、今までで一番派手な建物です(笑)

 二階にはその名も「ペーロン温泉」があるし(中々の良い温泉でした。) 夏にはペーロン祭りが全国的に有名で、今は静かな漁村風景だが、町や歩く人の雰囲気は矢張りあの祭りの豪快な感じがする!


旅の終わりは!

 嫁の妹が死んで明日で13年に成る。 それで久しぶりに墓参りしたが、自分達だけで墓に来たのが初めてで、神戸市の霊園で山全体が同じ住所だし、探し出すのに難儀した!(写真が義妹のお墓のある一角!)

 男にとって嫁に置いてけぼりをくらうと辛いもんだ! シゲ爺の今の幸せがあるのは、嫁がいるからの一言につきる。 シゲ爺密かにそれをかみしめる! さあ今日中に固定の家に帰りついたら1200キロ程度のヨロ旅の終わりです。 さ〜次は急いで田舎行きの準備をしなくっちゃ!

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